2011年09月30日
組合員の造った家(作品)紹介NO-5

今回の「組合員の造った家(物)」シリーズNO5は、霞支部の鈴木さんの作った神棚をご紹介いたします。
作成日数は、暇を見ながら半年がかりだそうです。
図面などなく、また修行した訳でもないのに全て神社を見たり資料を見たりして努力し自分のイメージで作成したとのことです。

神棚全景

「この神棚は、縦、横、高さ共に60センチ程度、建物の模型のようですが精巧に作られていて重圧感もあります。」


神02

「手すりの親柱は、疑宝珠(ぎぼうし:デザインの名称)で木材を削り出し、忠実に型とっています。形状は4本ともバランス良く揃っていてきれいでした。」


神03

「ほこ木(手すり部分)は、4角共きれいに上部へそりこちらも全て削り出しです。」


神04

「正面の扉は、開閉できます。扉の模様もひと味あります。」


神05

「龍の木鼻も鈴木さんが彫刻しました。」


神06

「この斗組が一番大変だったそうです。数多く作成し大きさもそろえるので時間と手間が掛かりました。下部のかえるまたも、全て大きさがそろっています。」


神07

「かつお木、千木、風切穴、甲板共に忠実に作成されています。」


神08

「斜め上部より見たところ。」


神09

「側面の全景」


神10

「妻側の「たるき」と「がんぎょう」の様子。「がんぎょう」に彫刻まで施されています。」


神11

「4角の木鼻は、龍の彫刻。」


神12

「反対側の龍のようす。」


神13

「げ魚に六葉も付いていて本物そっくり。」


神14

「軒下を下部から見たところ。こんなにたくさん彫刻が施されていました。」


神15

「神棚下部の斗組や角木の様子。」


神16

「反対側の様子。」


神17写真

「部屋に写真が飾ってありました。良く見ると風景写真で本人にお聞きした所よく撮れたので、写真屋さんに持っていったら、しばらく写真屋さんでかざってもらったそうです。」



神全02

「もう一度全景です。扉の木目が、根付近の材料でしょうか絶妙の模様です。」



(まとめ)
建物、写真、絵、など全てにバランスがあると思います。地元の大工さんには、撮った写真をプロの写真屋さんに飾ってもらえるほどの腕前を持つ方もいらっしゃいます。また、神棚と一言に言っても大きさのバランスがあります。実物の建物は、下から見上げ、小さな模型は、上から見えます。大きいものも、小さいものも、単純に縮小拡大をするのではなくバランスを見て作ります。この感覚が熟練した地元の職人(大工さん)です。神棚から本物の住宅まで、幅広く物の感覚、技を持っていると言えるでしょう。